こんな時代だからこそオススメする電子納税

新型コロナウイルスの影響により外出自体が制限されています。

事業活動でもなるべくは無駄な外回りを控えたいものですね。

今回は、自宅や事業所にいながら各種税金の納税ができる「電子納税」について説明していきたいと思います。


電子納税を開始すれば、消費税や法人税はもちろん、毎月の源泉所得税や住民税の納税まで銀行窓口に行かなくとも納税手続を行えます。

電子納税は「ダイレクト納付による方法」と「インターネットバンキング等による方法」の2種類があります。

いずれか一方の手続きを行えば電子納税を行うことは可能ですし、両方の手続きを行うことも可能です。

 

 

「ダイレクト納付」とは、事前に引落をする銀行口座を登録して、その口座から各種税金を支払う方法です。


インターネットバンキングの契約は必要ありませんが、事前に税務署までダイレクト納付利用届出書の提出が必要となります。
実際の納税手続としては、e-Tax(WEB版)で納税情報(支払日や支払額、税額)を入力して送信して、その日に引落をするか、納期期限までの日を指定して引落をするのか選びます。

 

 

 「インターネットバンキング等による電子納税」には、①登録方式と②入力方式の2つの方式があります。


1つ目の登録方式とは、納付内容などのデータ(納付情報登録依頼)を作成して事前に登録し、納付区分番号を取得してインターネットバンキングやATM等から納付する方式です。
登録方式では、全税目が納付可能となり、パソコンを用いた納付を行います。


2つ目の入力方式とは、事前に納付内容の登録は必要なく、インターネットバンキングやATM等から直接納付する方式です。
入力方式では、法人税等の一部の税目、開始届提出済の税務署のみへの納税、パソコンを使用しないなどの特徴があります。

 

いずれの方法も事前準備や手続きに慣れるまでが大変ですが、慣れてしまえば非常に便利です。

 


こんな時代だからこそ、電子納税をはじめてみませんか。
群馬県よろず支援拠点では電子申告や電子納税のはじめかた、届出書の作成方法から、その後の対応まで、無料で相談にのっていますので、是非ご活用ください。

 

群馬県よろず支援拠点
コーディネーター 松本 拓海