【群馬県よろず支援拠点】新型コロナウイルス支援策の活用

こんにちは 群馬県よろず支援拠点です。

今回は、コーディネーターの内田が担当いたします。

 

今回は、新型コロナウイルス関連の支援策について主なものをご紹介いたします。コロナウイルス関連の事業者支援策は、大きく分けて①給付金(条件に合えばお金が貰える)、②融資、③支払の繰延 になります。持続化給付金や感染症対策事業継続支援金など、様々な支援策が出ていますが、よろず支援拠点でも「自社は何が使えるのか」といったご相談も多く寄せられています。

今回は、多くの支援策から自社で使えそうなものを選択する際に必要なポイントについて説明していきたいと思います。

 

1、売上高を把握していること

持続化給付金やセーフティネット認定など、多くの施策で「売上高が昨年同月対比●%以上低下」「3カ月の平均売上高を比較して●%低下」というのが多くあります。この場合少なくとも「昨年の月別売上高」と「今年の月別売上高」を比較する必要がありますので、売上帳などを作成して日別・月別売上を記録しておくことが必要になります。

売上帳は、パソコンに慣れた方だと経理ソフトやexcel等作成できますが、パソコンに苦手意識がある方は、手書きの帳簿(売上帳)などでも大丈夫です。これまで帳簿を付ける習慣が無い方でも、これを機に毎日の売上を記録する習慣を是非つけてください。

 

2、数年先の事業イメージを持つ

融資や補助金の申請を行う際には「事業計画」が必要になります。事業計画とは数年先(2.3年または5年程度)先の「こうありたい姿」(目標)をイメージして、その目標に向かって毎年何を行うかという、自社の行動計画の事を指します。融資の場合は返済計画(借入が期限内に返済できるか)、補助金の場合は効果(補助金を活用して将来どんなメリットがあるのか)がポイントになるので、事業計画が必要になります。自社の「●年後にこうなりたい姿」と、毎年「どんな事をしなくてはいけないのか」というイメージを是非考えてみてください

 

よろず支援拠点では、帳簿の作成や活用方法、事業計画・収支計画を作る支援なども行っていますので、お気軽にお声がけください。

 

主な新型コロナ関連の支援策

1.(給付金)持続化給付金(経済産業省)

2.(給付金)感染症対策事業継続支援金(群馬県)

3.(融資)新型コロナウイルス感染症特別貸付+特別利子補給制度(日本政策金融公庫)

4.(融資)新型コロナウイルス感染症対応資金(群馬県) 

5.国税等の支払猶予制度

 

 

群馬県よろず支援拠点
コーディネーター 内田 詠子